「ささえる」検査・修理 – 技術開発・安全・品質

中部プラントサービスでは、様々な技術の開発を行い、人財育成・安全品質の向上に取り組みます。
技術開発
技術センターは、メンテナンス作業の省力化、安全・品質の確保等につながる治工具から自動機まで様々な機器の開発を行っています。機器の開発にあたり、現場の目線に立ち、構想から設計・試作、実証試験・改良まで一貫して行うことで、現場のニーズにベストマッチした機器に仕上げています。これら開発した機器は当社の現場で使うだけでなく、社外への販売にもつなげています。
その他、様々な技術を用いて検査・修理を行います。
技術の詳細はこちらを参照願います。
引き寄せ冶具「Maguni」
蒸気タービン車室の組み立てやカップリング結合作業で、締結する相手同士を引き寄せる特殊な油圧装置を開発しました。 これにより、作業中にネジのかじりや打撃による締めつけ作業がなくなり、作業の確実性・安全性および作業効率が向上しました。

「Maguni」(マグニ)
ナット磨きシリーズ「座精技」
ガスタービンで使用されている大量のナットは、回転ブラシを使って1本ずつ手作業で磨いていました。この作業は、粉塵や回転ブラシから抜けた鋼線が飛散する危険な作業でした。そこで、ナットの内面と座面を自動的に磨く装置「座精技」を開発しました。座精技は、5/8インチ(M16)~1インチ(M24)用と1.5インチ(M38)から3インチ(M76)までの2種類を開発しました。開発品のボルト磨き装置「La-閃技」(ら・せんぎ)と組み合わせる事で、ボルト・ナット手入れ作業の大幅な時間短縮と作業環境改善につながっています。

人財育成
一貫した教育システムで、お客さまからベストパートナーとして認められるプラントサービスを提供する会社としての技術力の維持・向上を目指し、技術革新をリードする人財を育てています。人財研修センターでは、豊富な実習機材を使用して現場監督者を育成しています。また、監理技術者の育成や国家資格取得のための準備教育などさまざまな研修も実施しています。
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ITを利用した教育 -
スチームタービン分解点検組立研修
若年層をターゲットにしたITを利用した教育で効率化と理解力の向上を目指しています。
安全・品質
安全への取り組み
社員や協力会社に対して危険疑似体験などの安全教育を実施し、工事現場での災害ゼロを目指して取り組んでいます。安全関係特別教育の社内講師育成、社員ならびに協力会社への教育実施により、労働安全衛生法の遵守に取り組んでいます。
危険疑似体験装置の開発、体験教育実施(社員・協力会社)により、危険に対する感受性向上に取り組んでいます。

例えば、石油・化学プラント設備の定期点検における安全衛生管理においては、お客さまより高い信頼をいただき、元方指名に基づく統括安全衛生管理義務者をお受けして労働災害の防止に努めており、その指名をお受けした至近4年間無事故無災害を継続しています。
品質への取り組み
当社は、発電設備や各種プラント設備のメンテナンスを主体として社会の発展に寄与することを最大の責務とし、お客さまの「信頼感」「安心感」「満足感」の向上のため品質マネジメントシステムを構築し、ISO9001の認証を取得しています。


- 1.適用規格:JIS Q9001:2015(ISO9001:2015)
- 2.登録日:2000年2月10日
- 3.審査登録機関:一般財団法人 発電設備技術検査協会
- 4.登録番号:QSR-011
- 5.認証範囲:火力・原子力発電所および各種プラント設備の設計・建設・保守・運転に関する業務
品質不適合模擬装置を用いて、不適合に対する感受性向上に取り組んでいます。
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配管 -
ポンプ・電動機 -
調節弁 -
調節弁 -
分電盤 -
分電盤
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